スラム レッド22 ちょっとインプレ |
サイクリングロード中心に平地を約300キロ+小さい峠をいくつか越える40キロを走りました。
構造的には、ブレーキレバーとシフトレバーそれぞれにリーチアジャスト機能があり(写真はかなりレバーを手前に調整した状態です)ハンドル形状や手の大きさによってレバー位置を細かく調整できるのは大きなメリットです。
ただ、新型の方が明らかに良くなったのか?というと旧型の形状も決して悪くなく、好みの問題かな・・・と思う範囲です。
因みに手の小さい人(特に女性)にはどうかというと、現在出揃っている『カンパ・新型スラム・新型シマノ(デュラ~105まで)』ならブラケットの大きさはほぼ甲乙付けがたく「ブレーキング時にレバーが横に逃げない+リーチアジャスターが付いている」のがスラムのアドバンテージです。
クランクは剛性感も高く、46/36Tのチェーンリングはリヤ11Tトップのスプロケ(スラム純正だとそれしか無いですが)と組合せば最大ギヤ比4・18を確保できるので、平地メインのサイクリングなら最高速度が落ちることも無く、ケイデンスも上げられてメリットも大きいかと思います。さらに、フロントシフトダウンしたときのギヤテーブルのつながりも10T差なので違和感が少ないです。
スラムでは22スピードコンポの3グレードともに46/36Tを用意しているのですが、これがシマノだとアルテグラにしか無く、カンパはCXモデルに46/36があったのですが2014モデル限りで廃番になりました。