ジェイミス クエストコンプ １０５化

当店お薦めブランドのＪＡＭＩＳ（ジェイミス）＞カーボン・アルミは勿論、スチールフレームもラインアップを続けるアメリカンブランド、のお薦めクロモリロードバイク『クエスト　コンプ（旧サテライト）』をシマノ１０５で組んでみました。

クエストコンプはロードバイクのなかでも純粋なレーサーではなく、ファストランやロングライドから一泊程度のツーリング（又は街乗りまで）をイメージしたマシンで、昔の分類で言うとスポルティーフに属する車種です。
タイヤは標準で２５Ｃを履き２８Ｃまでクリアランスあり、２５Ｃのままならフルフェンダー（泥除け）も付き、リヤキャリヤダボまであるという「頼れる相棒」的な存在で、レース志向で無い方なら最初の一台にダントツでお薦めです。ただし、もともとはシマノＳＯＲＡミックスの３×９スピードコンポなんですが、フレーム＆フォークの良さに対して（完成車価格の調整で仕方ないとは思うのですが）「本来の良さを引き出しきれていない、残念なパーツアッセンブル」だというのが正直な感想です（下の写真がほぼノーマル状態）。当店には、クエストコンプやサテライトをカンパニョーロのベローチェやアテナ、シマノのアルテグラ等に組み替えたお客さんも多く、皆さんから「コンポをグレードアップして、なおさらフレームとフォークの良さが実感できた」という声もいただいています（なかにはカンパ・コーラス＆レーシングＺＥＲＯ仕様という、ベース車両価格の何倍も・・・という方も）。なので、当店試乗車もこの度「とりあえず良さの分かるコンポ」としてシマノ１０５仕様に組み替えてみました。クランクはＲＳ５００グレードで、１０５には無い「４６／３６ｔ」仕様+スプロケはややワイドな１１～２８ｔで。ハンドル周りはお薦めの「ＴＮＩ　エルゴシャローウルトラライト」にサブブレーキレバーもセット。サドルはセラＳＭＰで、ピラーにはカーボンを使って快適性をあげつつ、ちょっと贅沢な感じに。ホイールもシマノＲＳ６０に換えて、かなりイイ感じの「快適なスピードツーリングマシン」に仕上がりました＞とりあえず試し乗りしてこようっと！