話題の『スラム レッドe(無線の電動シフトコンポ)』の発表展示会に行ってきました>会場は名古屋のみだったので、二時間半かけて近鉄特急で行きましたよ!。
コンポは6点セットで販売されますが、その核となるのがこの3点>シフター・Fメカ・Rメカです(シフターから伸びているケーブルはシフトポイント増設のスイッチで通常は付いていません)。
無線操作なので、非常にシンプル!面倒な「ケーブルの取り回し」や「内蔵加工」、「バッテリーの固定に苦労」することは一切ありません。
シフトレバーはブラケット部分がかなりシェイプされ、手の小さい方でもとても持ちやすくなっています。
シフト時の無線発信は内蔵のCR2032電池で行い、電池寿命は約2年とのこと。
Rメカは後部に搭載したバッテリーで受信と駆動を行い、約1000キロ走行で取り外して充電します。
Fメカにもバッテリーが付いていて当然取り外し充電可能です(F・Rメカのバッテリーは同じものなので、走行中にRメカのバッテリーが先にあがってしまった場合Fメカのバッテリーと交換して走行・・・も可能です)。
6点セット(チェーン・BBは別売り)の販売価格は425,000円(税別)>シマノDi2よりは高いけど、カンパに較べれば現実的な価格かな(笑)。
因みに一番ショッキングだったのは、そのシフト操作・・・Rシフトアップ(重いギヤへシフト)時は右シフトレバーを押す>Rシフトダウン(軽いギヤへシフト)は「左シフトレバーを押す」なんです!。ではFシフトは?・・・それは何とも微妙な「左右シフトレバーを同時に押す」!!!。
うーん、慣れるまでは相当ストレスになりそうなうえに、同じメーカーの電動シフトと機械式シフトで、これだけ操作が変わるのはいかがなものなんでしょうか?・・・と言いながらも興味津々です!。
その他にはスラムがMTBで提唱し、シマノも追随してきた「フロントシングル」規格が、ロード(というよりシクロクロスがメインですが)でもじわじわ広がりそうです。
RメカはほぼMTB用のかなりゴツイもの。これで11~32tとか11~36tといったギヤをコントロールします。
専用フリーボディが必要なので、なかなか一般化はしなさそうなスラムXX1の、
MTB用1×11スピードのリヤスプロケット(10~42t!)は、表側はこんなんですが・・・
裏はかなり凄いコトに。
その他、ダートフリークさん取り扱いの商品もいろいろチェック。
次のメーカーさんへ続く・・・