ガノー・チタンに加えて、店主のマシンになった『ジオス・チタニオ』・・・テーパーコラムのコロンバス・フツーラフォークの軽さと高剛性が反応性を高め、オーバーサイズとはいえフレームのチタン素材が快適性をもたらします。
「高剛性と快適性」は相反する要素を含むので、両方を最高レベルで融合・・・というのは難しいのですが、ジオスのチタニオは「十分な剛性感+チタンらしい快適性」を、ワクワクする運動性能のレベルでバランスさせています。
あくまでもガノーRTIとの比較ですが、ダンシングの加速・楽しさはジオスのほうがレーシーで楽しく、コーナリングもクイックでオーバーステア気味なのでキビキビ曲がります。
反面ガノーに比べると、チネリXCRのように「加速が楽しいのでついついスピードに乗ってしまい、足に来るのも早い」気がします>もちろんカーボンフレームに比べると快適性や体力の持続性は高いと思いますが。
唯一の欠点は「ホリゾンタルどころか、トップチューブちょっと前下がりじゃない?」というジオメトリーで、サイズ50(トップチューブ525㎜)でもシートチューブ実寸(センタートップ)が540㎜あるので昭和の日本人的体型の店主ではシートピラーがほとんど出ない!ということです>手足の長い今の若い方や欧米の方ならピラーもステムもスッと伸びるのでしょうが・・・笑。